今回は、数百円でできる「LANケーブルの交換」と、無料でできる「IPv6設定」で、さらに回線を安定させる方法を解説します。
回線にこだわってる方しかこの記事にたどりつかないでしょうけど、もしかしてLANケーブルの規格見落としてない?ってお話。良いものはいいけど高けりゃいいってもんでもないよ
契約速度で決まる!LANケーブルの選び方(CATの話)
とりあえず表にまとめました。
| 規格 | 速度 | ノイズ耐性 | ゲーマーへの推奨度 |
|---|---|---|---|
| CAT5e | 遅い | × 弱い | 論外(窓からポイ) |
| CAT6 | 普通 | △ 普通 | 妥協ライン |
| CAT6A | 速い | ◎ 最強 | ★ KNOT WIRE 推奨 |
| CAT7/8 | 過剰 | × 不安定 | 非推奨(業務用) |
LANケーブルには「カテゴリー(CAT)」という規格があります。 ケーブルの側面に小さく印字されているので、今すぐ確認してみてください。
結論から言うと、あなたの家の「回線契約(プラン)」によって選ぶべきケーブルが変わります。
先に言っておくと、CAT6Aのメリットは速度と、それ以上に安定性(ノイズ耐性)です。
ノイズは「家の外」ではなく「家の中」にあるんです。
- 電源タップ
- PCやPS5の電源コード
- モニターの裏の配線スパゲッティ
これらがLANケーブルの近くにあるだけで、通信に悪影響を与えます。 てかこのへんが近くに無いわけないよね。これは回線業者がどこであろうと関係ない、あなたの部屋の問題なので、シールドが強いCAT6Aにする価値はあります。
① 1Gbpsコースの人(今の主流。僕もこれ!)
多くの光回線ユーザーがこれです。
- CAT6(カテゴリー6): 必要十分。速度はしっかり出ます。
- CAT6A(カテゴリー6A): ★推奨! 速度スペックは余裕。CAT6よりノイズ耐性が高く、通信がより安定します。
「迷ったらCAT6A」でOKです。 価格差も数百円ですし、将来10Gbps回線に変えた時も買い換えなくて済みますからね。
② 10Gbpsコースの人(ガチ勢)
最近増えてきた爆速プランの人。
CAT6A(カテゴリー6A): 必須です。 これより下だと、せっかくの10ギガ回線が「道路工事中」状態で本来の速度が出ません。名神とか東名でも道路が積雪だの事故だのあったら流れない、みたいなね。
③ 流石に厳しい&注意 ここ大事です!
- CAT5 / CAT5e: 昔の規格。1Gbpsコースでも帯域がギリギリで、速度低下の原因になります。これは交換したいね。
- CAT7 / CAT8: 業務用のオーバースペック規格。一般家庭の機器にはアース端子がないため、逆に電気ノイズを溜め込んでしまい、不安定になることがあります 。ゲーマーは手を出さないのが無難です。

つい凝っちゃって良いの買いたくなるけどね。
2. 「IPv6(IPoE)」という高速道路に乗れ
ハード(ケーブル)を整えたら、次はソフト(設定)です。 よく「夜になるとラグい」という人がいますが、それは「PPPoE」という古い接続方式を使っているからかもしれません。
- PPPoE(従来): 料金所がある一般道。夜(ゴールデンタイム)は渋滞して動かない。
- IPoE(IPv6): ETC専用の高速道路。料金所(認証)スルーで爆速。
契約しているプロバイダが「v6プラス」や「transix」などのIPoE接続に対応しているか確認しましょう。 対応しているなら、ルーターの設定画面で「IPoE」をONにするだけ。 これだけで、混雑する夜のランクマでも「自分は空いている道路」を走れます。
※一部のゲームはIPv4通信を使いますが、v6プラスならその辺もうまく捌いてくれます。「Map-E」などの方式ならポート開放が必要なゲームも(条件付きですが)遊べますよ。
PPPoEだったという方へ関西在住の僕のお話
関西圏の方に向けてeo光のお話を(他の地域でもそういうプロバイダーさんあるんじゃないかな?確認してみてください。 )
僕はeo光の1ギガコースを使ってます。スト6を不自由なく遊べてます。
eo光の通信方式はPPPoEなのですが、ケーブルは「CAT6A」の方がいいです!
まずeo光は関西電力系の会社なのですが、NTTの回線を借りておらず、独自の回線を持っています。
というわけでPPPoE1ギガコースだとしても、実測でなかなかの速度が出るはずです。
そうなるとさきほどの高速道路の例えのように、情報の通り道を整備してあげるメリットはあるわなって話です。まあ僕が実際これで快適ですから。
3. 無線(Wi-Fi)は甘えなのか?
「最近のWi-Fi 6は速いから大丈夫でしょ?」
ん~……まぁ〜大丈夫じゃない場面は多々あるね。うん。ムラがある感じがしますね。安定しない時はとことんラグいというか。
RPGや動画視聴ならWi-Fiでもいいですが、格ゲーは「1フレーム(1/60秒)」を争う世界。 無線は空気中を飛ぶので、電子レンジ、Bluetooth、隣の家のWi-Fiなど、見えない敵(ノイズ)だらけです。
どれだけ高性能なゲーミングルーターでも、物理的に繋がっている有線ケーブルの「安定感」には勝てません。 「有線LAN」は、最強のデバイスです。
長いケーブルを這わせるのが嫌なら、「きしめん(フラット)ケーブル」を使ってドアの隙間を通すか、「DIYモール」で隠しましょう。 ランクマを駆け上がるとは地味な努力の積み重ねである……多分。
ただ、無線でのプレイは禁止されてないですからね!ご都合などあると思いますので。



言うてもゲームよゲーム。遊び。
まとめ:回線環境は「対戦相手へのマナー」
- 1Gbpsプランの人:とりあえず「CAT6A」で安定&将来性確保!
- 10Gbpsプランの人:絶対に「CAT6A」必須!
- 接続方式:「IPv6 (IPoE)」にする
- 有線:絶対正義
これで「ラグい」と言われることはなくなります。 FPSなら「弾が吸い付く」感覚、格ゲーならヒット確認など”見える”感覚を味わえるはずです。
数百円と少しの手間で手に入る「絶対的な安心感」。 さあ、今すぐ契約プランとケーブルの印字を確認しにいくのです!








